人気アニメ「ウマ娘プリティーダービー」などの作曲をしていた男が、
15歳の女性に対しわいせつな行為をしようとして卑わいな言葉をかけた罪などに問われている裁判の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。

作曲家の田中秀和被告(35)は去年8月、都内の駐輪場で当時15歳の女性に対しわいせつな行為をしようとして「お金あげるからしてくれない」などと卑わいな言葉をかけた罪に問われています。

また田中被告は、去年9月から10月にかけてJR恵比寿駅などで女性のスカートの中を携帯電話で盗撮した罪や、
JR有楽町駅から東京駅までの電車内で自らの下半身を露出させた罪でも起訴されています。

きょう午前、東京地裁で開かれた初公判で、田中被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

検察側は冒頭陳述で15歳の女性への犯行について、「顔や雰囲気が好みだった女性のあとをつけて電車に乗り、尾行した後、わいせつな行為をしようとした」と指摘。
また盗撮については、「10年ほど前から少なくとも数十回繰り返していた」と主張しました。

田中被告は被告人質問で、「見つかるか見つからないかというスリルを感じたかった」、「日々のうっ憤や仕事のストレスを晴らすためにしてしまった」と述べて謝罪しました。

田中被告は、「ウマ娘プリティーダービー」や「アイドルマスター シンデレラガールズ」シリーズなど人気アニメやゲームの作曲をしていました。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/378864?display=1