https://news.yahoo.co.jp/articles/4bfde355238a7c148123802bc09fd6c7bd94b5ec

1円で買った「田舎の山」。維持費もゼロなのに、驚きの金額に化ける理由

値上げラッシュのご時世にもかかわらず、なぜか1円という超破格値で売りに出されているものがある。超高額なものから、食品、生活雑貨まで……「1円」の値づけの秘密と買う方法に迫った! 今回は日本中の山林を1円で買い漁る「山王」に話を聞いてきた。その驚きのワケとは?

山王が資産価値の無い山を買い漁るワケ
だが、1円で買って維持費がゼロであっても、なぜ資産価値のない田舎の山を永野氏は買い漁っているのか。

「購入した山に電柱や送電塔があれば、電力会社からお金をもらえます。電柱敷地料は1本につき年間200~300円。送電塔を設置した場所については、借地料が発生。とある山では、1㎡あたり35円で3000㎡を貸しており、年間10万円ほどの収入です」

こうした不労所得を維持費ゼロで得ながら、時折現れる山林購入希望者を待ち、強気の価格で売ることで大きな転売益を見込む。1円で買った資産が数万倍の価値になるのだ。