高級住宅街に異変、「私道」がボロボロ…その理由は?
住民は「市道」に移管求めるも、市は引き取り拒否

・昭和30年代に民間業者がニュータウンとして開発。道路は私道の扱いだが、開発した民間業者が倒産して私道を管理できなくなった。仕方なく住民の自主管理としたものの、道路の老朽化が進んでいる。

・住民が市に道路の管理を引き継いでもらうよう要望をしているものの、市は市道にする基準(舗装の悪い場所は修繕する、側溝の上に設置された階段や門のひさしなどは原則撤去する、など)を満たしていないため、引き取りできないとしている。

・道路の問題のある箇所をすべて改修するのにかかる費用はおよそ6億円で、恩恵を受ける住民1世帯あたり240万円の負担が伴う。

・住民は市の補助などで改修することを要望しているが、市としては公平性の観点からそのような補助はできないとしている。
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