4月15日、衆院和歌山1区補欠選挙演説会場の聴衆に紛れ込んだ木村隆二容疑者(24)は岸田文雄首相の近くに手製のパイプ爆弾を投げ込んだ。
木村容疑者のそばにいた地元の漁師がとっさに取り押さえ、ほどなくして集まってきた警察官らに木村容疑者は拘束された。
その直後、「ドーン」という轟音とともにパイプ爆弾は爆発。現場から約60メートル離れたコンテナに
爆発物の破片が当たってできたと見られる穴が見つかっており、
一歩間違えば大惨事になっていたことがうかがえる。

捜査関係者が語る。
「自作の爆発物には導火線のような紐の付近にナットのような部品が複数取り付けられていた。
ナットを飛散させることで殺傷能力を高めようとした可能性もある。
木村容疑者は威力業務妨害で現行犯逮捕されているが、
今後、殺人未遂容疑も視野にいれて慎重に捜査を進めている」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1cd852f631c156522eebb638ad0e9a3ec92394d