幸福度ランキング上位の国々で、共通して大量消費されていた「意外なもの」とは?
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/04/post-101494.php

<幸福度ランキングで上位の「常連」となっている北欧諸国で消費量が多く、ランキング下位の韓国などでは消費量が少ないとの調査結果が>

国連の持続可能な開発ソリューションネットワークが3月に発表した「世界幸福度ランキング」では、
1位のフィンランドを筆頭に、2位デンマーク、3位アイスランド、6位スウェーデン、7位ノルウェーと「常連」の北欧諸国が上位を占めた。

ランキングで評価されるのは心の健康(ウェルビーイング)などで、
北欧は福祉が充実しているという点も幸福度を高めているようだ。
ただそうした評価の裏には、意外な事実もある。北欧の国々では抗うつ薬の消費が非常に多いのだ。

OECD(経済協力開発機構)29カ国の抗うつ薬の使用量のランキングを見ると、
世界トップのアイスランドでは人口1000人当たり146日分の抗うつ薬が服用されている。
アイスランドは幸福度ランキングでは3位だ。6位にはスウェーデン(103日分)、
9位にはデンマーク(76日分)、10位には幸福度でトップのフィンランド(75日分)が入っている。