埼玉県教育委員会は26日、児童生徒や職員にわいせつ行為をしたとして、県内公立学校の男性教諭3人を免職の懲戒処分とした。

 県教育局小中学校人事課などによると、北部地区の公立小学校の男性教諭(30)は、2022年9月~23年3月に、担任を受け持つ女子児童8人に対し、脇の下や脚などに触れる行為を日常的に繰り返していた。うち3人には胸や臀部(でんぶ)、服の下に手を入れて下着を触るなどのわいせつ行為を複数回した。保護者からの相談で発覚した。

 西部地区の公立特別支援学校の男性教諭(25)は、22年12月~23年3月、担任していた知的障害のある高等部の女子生徒と複数回2人で出かけ、わいせつ行為をした。3月に校外の施設の駐車場で自家用車内でわいせつ行為をしていたところを、巡回していた警察官が発見した。

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