校庭の木の実を食べ児童が体調不良に 「食べられる」と聞いた教師が児童に食べさせて

5/1(月) 19:09配信

大阪市の小学校で理科の授業中に運動場に生えている木の実を食べた児童が体調不良を訴えていたことがわかりました。

4月28日、大阪市立小学校の4年生の理科の授業中にクラスの担任教師が「運動場の木になっている実は食べられる」と伝え、児童25人全員が木の実を食べました。

木の実は「セイヨウミザクラ」という生食用のサクランボで、授業終了後に、児童のうち1人が目のかゆみ、もう1人がのどの違和感の体調不良を訴えたということです。

児童は診察を受け、現在は症状は改善しています。

この小学校では普段から校庭の木の実は食べてはいけないと指導していましたが、担任教師が授業の前日に打ち合わせをしていた業者から「運動場の木になっているのはサクランボだ。食べられるものなので体験してください」という話を聞き、児童に食べさせてしまったということです。

大阪市教委は、全校で改めて木の実を食べないよう周知し、再発防止に努めるとしています。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/aebea73f7870e9a68ed5bec4bcf119c76c972f05