100円を稼ぐのに1761円もかかる…どうなるJR四国
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運賃値上げで増収見込むも“赤字”避けられず
100円の収入を得るために必要な経費を表す「営業係数」は、すべての
路線で経費が収入を大幅に上回っています。

特に、愛媛と高知を結ぶ「予土線」は、100円を稼ぐのに1761円の経費がかかり、
すべての線区の中で最も採算が悪くなっています。また、予讃線の海回りも
100円稼ぐのに626円の経費がかかり、厳しい状況です。

JR四国の西牧社長は、新たに設けられた国の制度を活用して、赤字路線の
あり方について地元の自治体と議論したいという意向を示しています。

・JR四国 西牧世博社長
「鉄道を残すんだったら、私どもの単独じゃできませんよっていう線区が
多分出ると思う。そういう議論のもとになるのは、要するに、維持するためには
費用をだれがどういう形で負担するかということになろうかと思う」

先日の記者会見で西牧社長は、愛媛県に何を求めるのかという記者からの
質問に対し「検討中」と述べるに留まりました。
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