小説って完全に時代遅れの娯楽になったよな、時間余ってる暇人専用のメディア。今でも読む価値があるのは村上春樹だけ [755862572]
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味わいのある文を書く人がいないんだよな
文が藝になってない
単なる説明文を読まされてる感じ 大した人生経験を積んでないから
内容も似たりよったり
どこかで聞いたようなネタばかり 小説は小学生の頃から読んでるけど
村上春樹なんて数ページで読むの止めたけどな
あれよく読破出来るな 小説読むとずっとその世界に浸って抜け出せなくなるから読まなくなった >>11
小説の面白さを理解出来ないなんて損だな
理解出来てて良かった 逆に映画やドラマのノベライズ版とかも好きなんだ
フォレスト・ガンプとか映画の続編もあるし
ガンプが宇宙まで飛び出して腹抱えて笑った >>10
最近の村上春樹は臭いしアレだけど鼠三部作は間違いなく名作だと思う
アメリカ近代文学好きならハマる
あと翻訳なら「心臓を貫かれて」がダントツで良かった 作者も読者もポリコレ意識し過ぎてつまらん
政治的に正しければ駄作でも持て囃されるし逆も然り
書評も作品内容を現実の社会問題につなげてあれこれ言うだけ
19世紀に戻ってんじゃん 表現の幅が狭い
目しか使わない
耳も手も使わない
もう「趣味は読書で小説読んでます」って香具師、面倒な人間であると言ってるようなもんだろ 美文がどうとか言うから読んでも何がいいのか分からん
自分磨きブログを読んでしまった時と同じ感覚 なろうのアニメを30分見て
続きを知りたくなった時だけの存在 >>15
あれはヴォネガットとフィッツジェラルドの模倣だと大江健三郎が言っていました スマホもいずれ衰退するだろうな
あんな画面が小さくて操作性の悪い装置とか不便だろ
いずれ呪文かなんか暗号を唱えたら目の前に拡張現実みたいなのが出てきて
小説なんかはAIが作った世界に入り込んで役者が演じて会話しているのを聞いてるだけになる じゃあ読書しない人は何やってるかっていうと大半は他人を攻撃することなんだよな
本人は正義感でやってるのかもしれんが、はっきり言って脳が退化してるんじゃないかと思うわ 四六出して2、3年後に文庫の悪習のせいでラノベにすら負けた >>17
表現の幅が狭いのは仕方ないにしろ、狭いなりに工夫をしてるのかと思ったがそうでもなかった 現代中国小説はかなり穴だぞ
父さんは文化的にも勢いがある
検閲ギリギリのもあるし
日本語訳されてるのはかなり良質なの多い ライトノベルも角川歴彦氏の逮捕で存在感が下がったような気がする とはいえラノベはそこそこ売れてるし、web小説もまだまだ人気
海外にも翻訳されまくってる
割食ってるのはハードSF、純文学、歴史小説、本格ミステリーとかかな
本格ミステリーは一時期すごかったけど京極クラスはもう出てこないかな >>15
『風』『ピンボール』『羊』か。『ダンスダンスダンス』含めて4部作まで名作だな
系統がずれるけど『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』『ノルウェイの森』も名作 >>27
電子でラノベ読む層がかなり少ない臭いんだよな
ラノベは電子化の流れに乗れずに漫画との差が開いていってる感じ
まあ一般小説はラノベよりさらに読者が少なそうだが web小説ばっか読むようなった
googleアシスタントで読み上げてもらえるから楽なんだよね 若いライターはみんなシナリオ系ソシャゲで頑張ってるから
小説目指す人減ってるんじゃないの?? 読みたいけど読むだけの体力が帰る時にはない
行きは新聞読んで終わるし 児童書はかつてならコバルト文庫で書いていたような女性作家ががんばっている印象 「ズッコケ三人組」シリーズと「砂の女」だけ読んどきゃいいんだよ >>11
小説を映像化した作品を見るくらいなら
原作を読んだほうが良いと思う 読書は面白いからするに決まってんじゃん
本当に面白い文章ってのは一文字一文字が宝石のような価値を持っていて
そういう小説には出逢わなければ分からない 本読んでると頭いい気分になれるからね、基本しょうもねえおっさんが書いたゴミなのに >>25
三体もSFというより現代中国文学の括りで語られるような小説だと思うんだよね 読書スレないからここに書いとく
半月ぐらい前のキリスト教の三位一体スレで
岩波の坂口ふみ「〈個〉の誕生」読めばいいとレスした奴
いま100頁ほどでまだ三位一体論の前史だがそこそこおもしろい
疑問点もなくはないがともかくレスなかったら本のことも著者も知らないままだった >>16
最後の行は端的に文学史として間違ってるが
それ以外はいいレスしてるとは思う >>11
小説に限らないが映像で物足りなくなってからが大人の読書 今村上春樹の新作読んでるわ
あまり俺の思う春樹感は無いけど結構面白い むしろ映像化されてるものよりタイパ良いだろ
小説一冊分の内容を漫画や映像化すると数倍の時間を取られる 百年の孤独って
血の宿命にはあがらえなかったというオチでよかったんだっけ 坂口ふみ「〈個〉の誕生」より
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…聖者と信じていたゾシマ長老の屍臭に激しい衝撃を感じたアリョーシャはしかし、そのような東方教会的な俗信から脱して、大きな「ロシア的」宗教性にめざめる。
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静かに輝く星くずに充ちた穹窿が、一目に見尽すことの出来ぬほど広々と頭上に蔽いかぶさっている。……地上の静寂は天上の静寂と合し、地上の神秘は星の神秘と相触れているように思われた――アリョーシャは佇みながら眺めていたが――不意に足でも薙がれたように、地上へがばと身を投じた。
彼はなんのために大地を抱擁したか、自分でも知らない。またどういうわけで、大地を残る隈なく接吻したいという、抑え難い欲望を感じたか、自分でもその理由を説明することが出来なかった。しかし彼は泣きながら接吻した。大地を涙で沾(うるお)した。そして自分は大地を愛する、永久に愛すると夢中になって誓うのであった。
……彼は一切に対してすべての人を赦し、それと同時に、自分の方からも赦しを乞いたくなった。おお! それは決して自分のためでなく、一切に対し、すべての人のために赦しを乞うのである。……ちょうどあの穹窿のように毅然として揺ぎのないあるものが、彼の魂の中に忍び入るのが、一刻一刻と明らかにまざまざと感じられるようになった。
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この宇宙と人間を貫く一体感、交流と絆と愛の体験、これはしかしまさしくすべてを貫きわたる不可視の霊、プネウマの体験ではないか。人を生かし、宇宙を生かし、とどこおることなく交流し、触れ合い、その愛においてすべてを成り立たせている聖霊の、地上化され、宇宙化された一面ではないか。
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中段の「カラマーゾフ」は米川正夫訳
プネウマ=聖霊は三位一体の三位のひとつ(あとは父なる神と子なるキリスト) 村上春樹ですら、そんじょそこらの漫画なんかより全然売れてないんだよねw
“画”の情報量や面白さがどんだけ上かっていう話。 横書きの小説が増えてもいいのに
縦書きはデジタル社会を表現するのに相性がよくない
スマートフォンに表示される文章を縦書きで表現すると雰囲気が出ない 疲れたからもう引用はしないが
坂口ふみは続けて例の「ポリフォニー」論のバフチンを出す
バフチンにはロシア正教の傍流の活動団体に属していたことがあるらしい
東方教会は西側を聖霊の扱いが疎かだと批判しているようで
この東方の聖霊重視の思潮がドストエフスキーはむろん
ドストにポリフォニーを見たバフチンにまであると
…以下は俺の私感
「スメルジャコフ団」もいいが村上春樹にポリフォニーはまあないわな
ポリフォニー論でどこまで語れるかはともかく
あと本人は「魂」の話もよくするがプネウマ感もまあないわな ガチガチのキリスト教論、哲学論だと思ってたら
突然著者のロシア好みからカラマーゾフとバフチンが出てきて
スレチがスレチじゃなくなってよかった
春樹にも触れられたし
読書に戻ります…きょうはいちにち雨だものね 電車通勤の職場の時は読書量激増する
自転車•自動車通勤になると激減する… いちおう著者坂口ふみの名誉のために
初版は1996年、まだソ連崩壊間もないといっていい
坂口はロシアに通底する全体主義傾向にももちろん触れている ラノベで人気がある作品でも漫画化すると売上が落ちるらしいね
漫画の方が楽に読めるから あと>>54の春樹私感に絡めて…これ根拠がないわけではないんだ
春樹の好意的読者はいちど
ついこないだ春樹より先に1億円をもらった
柄谷行人の「村上春樹の『風景』」を読んでほしい
講談社学術文庫「終焉をめぐって」所収
俺はいまだにこれを超える春樹批評を見つけられない
故加藤典洋もそこそこ読んだけど 寂しいだの傷ついただのと言ってセックスする小説をケンモメンに読ませるなよ😧 小説家になりたい人ばかり多くて小説を読みたい人が少ない 読書家で読む分量が多くてもそいつが出力した文章は気持ち悪いんだなって
読むのと書くのは違うから当たり前と言えば当たり前だが 要は作り話だろ?
漫画やアニメや映画と同じ感覚持ってる
歳を取ったせいかそういうのに関心が無くなったなあ 最近の小説はよく知らないけど古典に数えられるような作品はどれも面白いよ
やっぱり時の試練に耐えただけのことはある
最近読んだ小説は「レザルド川」「闇の奥」「百年の孤独」 小林秀雄も小説という芸術は二十世紀で終わりと言ってたなw >>66
小説が芸術だというなら文句はないけど世の中の大半は商業的に展開されている娯楽の一つでしかなくね 文字を読む娯楽はSNSに持って行かれている。
小説だけでなく映像やゲームなんかも長く時間を拘束されるものは好まれなくなっているのではないだろうか。 >>67
そりゃそうだけどよw 19~20世紀は偉大な小説が多数生まれた時代で小説の世紀といっていいが、21世紀はそうではなさそうであるねw まーしかし暇空茜騒動が嫌儲で盛り上がるのも実話ベースだからで、やはり小説的な興味自体は人を引きつける力があるよねw >>25
三体で興味持って他の中国SFの短編集とか読んでみたが面白い
というかあっちの作家ってみんなめちゃくちゃ高学歴だな 最初のレスの時点ではスレチ容赦のつもりだったしそもそも読み始めてもしばらくは気付きもしなかったが
考えてみれば本の題からして小説論と親和するのだった
なにせ三位一体の位、「位格」のラテン語がpersona、原義が「顔」「仮面」だ
(ただしもうひとつの公用語ギリシア語ではhypostasisでこちらに顔や仮面の意は全くない…ないが
しかしこちらはこちらで原義に非抽象的つまり具体的な「現実存在=実存」性と著者)
ただし〈個〉がそのまま近代の産物としての小説に直結するわけではない
ないどころか著者坂口は近代以降の視点からの解釈を禁ずることを明言して論を進める
〈個〉は近代になって生まれたのではなくそもそもナザレのイエスの秩序破壊的言動のうちにすでに孕まれ
さらにそれでも後世の人間には避けられないカテゴリー≒秩序化のしかし真剣な教理論争の中で育っていったのだと
近代はおろか中世さえまだ始まるか始まらないかの頃の
坂口書おすすめする
基本ガチガチだがそれを最初と最後の極めて私的なエッセイで挟んだ上に
途中でも折々に思いを吐露することをためらわない 時代遅れだからこそいいんだよ
既に古いものはこれ以上古くならない 一昔前の日本が調子に乗ってた頃の小説を読むと楽しいぞ(笑) 時間かかるうえに供給過多なんだもん
新作追って古典的名作観て話題になったマイナー作もたまにって映画ですらギリギリできるかどうかだけど小説は完全に無理
出しすぎて読者同士で語り合う体験がないから先細っていく >>28
本格はネタ使い果たしたよな
綾辻が俺たちはセミの死体に群がる蟻みたいなもの
食い尽くした時点でミステリーは終わるみたいなこと書いてたけど本当その通りになった >>75
ラノベの流行りが転校生がやって来て裸を見られた赤髪暴力貴族令嬢が決闘を申し込んで負けて惚れる時代のやつ? >>28
京極は読むのに辞書引かないとわからん難解語彙が多すぎて疲れるんよ
ラノベくらいの脳みそ1ミリも動かない娯楽のほうが楽っちゃあ楽 >>78
山本有三の「波」
今は絶版だろうけど、感動した本。 >>78
ここんとこの小説スレ、読書スレでよくレスされてるのが芥川の「蜜柑」
短いし青空文庫からいますぐ読める >>76
むしろ今は語り合いだらけで先細ったのは批評の方で
そしてしかし小説もたしかに先細った
そしてそして
小説なんか先細ったところでわれわれはまったく構わない
利害関係者ならいざ知らず >>64
フィクション作品には現実に対して理想を提案する機能があるはず
現実世界のように制服で登校し下駄箱で内履きに履き替える学園ものばかりではおもしろくない スレタイ読み直したら娯楽スレか
キリスト教教理論とか対極もいいとこだったな 春樹の新作ってセックスセックスしてないらしいな
どうしちゃったんだ春樹 おれはもう新しいものは要らないわ
本も漫画も音楽も映画もゲームも積みまくり
死ぬまでに消化できる気がしない 昔はラノベってバカにされてたけど、今となっては
すまん、それラノベでよくね?になってるもんな >>96
それはラノベの地位が向上したというより、ラノベではない小説の質が低下したってだけじゃね 村上春樹読むより
村上春樹を要約したブログ読んだ方がコスパいいぞ 日本が漫画大国・アニメ大国であり続けるためには
小説・映画・テレビドラマにもがんばってもらわないと困る そんなにいそいそと「越え」なくてもいいんじゃないの?
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現在われわれがいいうること、そして私がいいたいと思うことは、戦後文学者よ、初心を忘れるな、ということである。批評家よ、戦後文学をその最低の鞍部で越えるな、それは誰の得にもならないだろう、ということである。そしてまた、若い世代の人々よ、出来うべくんば戦後文学の精神を精神とせよ、たとえそれが戦後文学の徹底的否定になろうとも、ということである。
(本多秋五) こちとら遠い時代の遠い国で無惨に処刑されたとあるおっさんが死んだ後で
周りが勝手に騒ぎ始めた「神であり人である」とはどおゆうこと?をめぐるあーでもないこーでもないと
あまりに細かいしかしそれがやがての大帝国分裂の一遠因ともなる教理論争の200年に
特に付き合う義理もないからさっさと「越え」たって別にいいのだけど
著者坂口ふみが真面目な顔してこれ私たちにとってもほんとだいじだからなんて言うものだから
何度も抛り出したくなるのをなんとか抑えてそこまで言うならと付き合ってもうすぐ読み終わる
クライマックスの〈個〉論までもうすぐ >>81
手に入らないの紹介するなよ、悔しくなるだろ
>>83
蜜柑読んでみるわ
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