髙井氏:
 ちなみに、バトルコンテンツは当初よりだいぶ短く調整していきました。それこそベネディクタ戦は、当初は倍くらいのプレイ時間でした。ただ、通しプレイを繰り返していくと、この連続するゲーム体験を作る中で、「このくらいの時間バトルをしていると、プレイヤーが疲れてしまって緊張感が持たない」ということがわかったんです。

祖堅氏:
 調整される前のバトルコンテンツは、大体ボリュームモリモリで来るんです。そこに対して最初から本気で作ると大事故を起こすから、最初は軽くやっておきつつ……。

髙井氏:
 実際に開発側でも、「ここの召喚獣戦、バトル開始からもう45分くらい戦ってるんだけど……絶対プレイヤーの緊張感もたないよね!?」みたいな問題が起きたりしました。そうなると、もうカットする部分はカットせざるを得ません。

 スタッフ全体が、「うおおお、凄いの作るぞ!」という空気で作り上げていたので、もう最初はとにかくボリュームモリモリの状態だったのです。

https://news.denfaminicogamer.jp/interview/230522w/2