ヒップホップクルー・BAD HOPが解散発表 6・21より最後のツアー、解散ライブの場所は“ファンから”募集

神奈川県川崎市出身の8人組ヒップホップクルー・BAD HOPが27日、千葉・幕張メッセ国際展示場で行われた音楽フェス『POP YOURS 2023』にヘッドライナーとして出演。
ライブの最後、T-PablowがBAD HOPの解散を発表した。

T-Pablowは「今からすごく大事な話をしてもいいですか?」と客席に呼びかけ、
「ここでみんなに伝えなきゃいけないことがあって…BAD HOPは解散します。うそでも冗談でもなく、本当に解散します」と真剣な表情で淡々と語った。

6月21日の東京・豊洲PITを皮切りにBAD HOPの“最後のツアー”を行った後、1日限りの解散ライブを行うと宣言。
解散ライブの会場はまだ決まっていないとし、「BAD HOP、どこでやるべきだと思いますか?BAD HOPがどこでやってるところが観たいですか?」とし、ファンから意見を募ると明かした。
最後に「みんなの思いと、日本のヒップホップの未来をかなえたいと思ってます。
地元の仲間達とやってきたBAD HOP、最後にみんなの記憶に残るようなことをやりたいと思ってます。みんなの思いを聞かせてください」と思いを吐露。
「俺たちヒップホップが大好きだし、ラッパーだから、やるって決めたら絶対やるんで。応援よろしくお願いします」と語り、ステージを後にした。

BAD HOPは、『高校生RAP選手権』の優勝経験を持つ双子のT-PablowとYZERRを中心に、幼なじみ8人で構成されるヒップホップグループ。
2014年に活動をスタートして以降、2016年に地元の川崎CITTAでフリーライブを敢行し、2018年4月にはZepp Tokyoで単独ワンマン公演を開催。
さらに、2018年11月には日本武道館でのワンマンライブ『Breath of South』を開催し、約8000人もの動員を記録した。ヒップホップファンだけにとどまらず、若い世代を中心に多くの人気を集めている。

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