マダガスカルの首都アンタナナリボから35キロ離れたマヒチ(Mahitsy)に住むランドリアマンピオノナ・ディナさん(44)は、2017年から中国のハイブリッド稲を栽培している。
ディナさんによると、地元産の水稲を栽培していた頃は十分に食べていけなかったが、ハイブリッド稲の栽培を始めてからは、
同じ作付面積でも家族6人に必要な食事量を満たせるだけでなく、余ったもみ米を売って家を建てられるほどの収入を得ている。

 こうした状況は、中国のハイブリッド稲がアフリカで食糧の自給自足の実現に貢献していることを象徴している。
アフリカでは現在、20カ国以上でハイブリッド稲が栽培されており、中国は引き続き必要とする国・地域に農業技術支援を提供し、各国によるハイブリッド稲関連の能力構築の強化を後押ししている。
水稲はすでに、中国のアフリカ支援を体現する存在となっている。

https://www.afpbb.com/articles/-/3469395?act=all&pid=3469395005