外国人受け入れ、短期の「出稼ぎ」排除せず 有識者会議の座長代理
織田一2023年6月29日 9時00分

 政府が検討中の未熟練外国人労働者を受け入れる新制度について、有識者会議の座長代理を務める高橋進・日本総研名誉理事長は朝日新聞の取材に対し、一定の技能訓練を受けることを前提に、短期の「出稼ぎ」の受け入れも排除しないなどと述べた。新制度は人材確保を目的の一つにしており、その趣旨をより明確に示した形だ。

 未熟練労働者の受け入れをめぐっては、現行の技能実習制度が「人材育成による国際貢献」を目的としながら、実態は企業の労働力確保の手段になっていると批判されてきた。

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https://www.asahi.com/articles/ASR6X56N8R6VULFA003.html