
日本人観光客がウランバートルに着いてから、市内観光で必ず訪れるところがザイサンの丘です。ここにはいかにも社会主義!って感じの兵士らの絵が描かれた壁があります。ま、今の北朝鮮が書きそうな絵です。
それを指差しながら、モンゴル人ガイドが「日本に行ったことがないとは信じられないほどの上手な日本語」で説明します。
「これはハルハ河戦争での対日勝利を祝った絵です」「モンゴル・ロシア連合軍が対日戦争で勝利した記念の丘です」と。
するとほとんどの日本人観光客は年齢に関係なく「えー!!??何それ?日本とモンゴルが戦争したの?」「元寇のこと?」と聞き返すのは、お決まりの反応です。
要は、日本人は何も知らないってことなんです。
ハルハ河戦争は日本では「ノモンハン事件」と意図的に「戦争」よりも矮小化させた「事件」という言葉を使って、なるべく隠したがるのです。
まあ、どこの国も自国に都合が悪いことは隠すか、矮小化するかするのでしょう。
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