民家で猫80匹の多頭飼育崩壊、約20匹の死体も発見…虐待か? 神奈川の動物愛護団体が刑事告発
https://maidonanews.jp/article/14940257

近隣住民から「猫の死体のようなものが…」と、動物愛護団体へ相談

民家の多頭飼育崩壊が発覚したのは3月中旬。動物虐待インターベンションの河野さんのところに
「猫の死体のようなものが玄関口から見えていた」などと、段ボール箱から猫のしっぽが垂れ下がっている写真が送られてきた。

河野さんが現場に急行したところ、写真と同じ位置にしっぽが出ている段ボール箱を発見。
全く動かない状態だったため、警察や横浜市などに通報・相談し、同日玄関で8匹ほどの猫の死体が見つかったという。

「今回の現場で段ボール箱の猫を確認した後、横浜市動物愛護センターなどに情報提供に行きました。
1月中旬から近隣住民は『ひどい臭いがしてくる』と通報していたそうです。
その時は飼い主に会えず室内に入ることはできなかったようです。

実際、周辺はふん尿の臭いと死臭が混ざり合った、酷い悪臭がしていました。
あまりにも臭いので定期的にアンモニア濃度を測ってくれと大家さんからご依頼があり、
民家の裏庭の共用部分に立ち入っていたのですが…

そこから室内はふん尿で汚れ、白い長毛の猫たちも体中にふんなどがこびりついてクリーム色に変色した猫が見えました。
ある時には猫の死体が転がっているのを発見しました。

死体は骨が不自然に露出していて、共食いされたのではないかと思いました」