日産自動車は25日、2022年6月に発売した軽の電気自動車(EV)「サクラ」の受注台数が累計5万台を超えたと発表した。国内のEV販売で過去最速ペースとされ、日産がこの日明らかにしたEVの世界販売100万台に貢献した。
サクラは、国の補助金を利用すれば実質180万円前後から購入できる割安感や、軽EVならではの小回りの利く走行性能が評価されている。22年度の販売台数は約3万3000台で、国内EV販売台数(約7万9000台)の約4割を占めた。日産のEVの中でも、「リーフ」や「アリア」をしのぎ、最も多い約7割だった。リーフは5万台到達に4年余りかかった。
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