指を切断する「指詰め」をさせたとして、千葉県警松戸東署は4日、強要の疑いで松戸市、特定危険指定暴力団工藤会系組員の男(27)を逮捕した。

 逮捕容疑は昨年10月7日、千葉県内の男性(21)に電話をかけ「この不始末どうするの、指詰めて持ってこい」などと脅し、同市内のマンション居室内で左手の小指を自ら包丁で切断させた疑い。

 同署によると、容疑を否認している。容疑者は6月15日、男性の顔を蹴るなどの暴行を加え脅迫し、現金を脅し取ったとして恐喝の疑いで逮捕されていた。捜査の過程で今回の被害が発覚した。

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