昨年11月、名古屋に住むリバックさんが投稿した新聞記事が話題になりました。それは「日本では、信号のない横断歩道で歩行者が待っていても車が止まらない」というものです。15年連続で交通事故の死亡者数ワースト1位の愛知県名古屋市。しかし「信号のない横断歩道で車が止まらない」のは名古屋だけではありません。

実際に昨年8〜9月に日本自動車連盟(JAF)が実施した調査によると、信号のない横断歩道で、歩行者が渡ろうとしているときに一時停止した車は1万251台中867台。およそ8.5%と、10人に1人も停車していない計算になります。

「両親がロンドンから日本に訪れた際も、信号のない横断歩道で車が止まらないことに驚いていた」とリバックさん。その運転マナーは「道が整備されており、秩序を守る国」という日本のイメージからはかけ離れ、リバックさんの母親は冗談半分に「キラーゼブラ(=「人を殺す横断歩道」の意)」と呼んだと言います。

https://news.livedoor.com/article/detail/14323510/