【節約したつもりが…】1500万円の中古マンションを1700万円かけて「理想のリノベ」 いざ支払いが始まると…30代主婦に待ち受けていた“倹約生活”

マイホームを購入することに
1LDKの賃貸で夫婦と2歳の子どもの3人で暮らしていたMさん(愛知県在住、30代・専業主婦)。今後の子どもの成長を考え、手狭になった賃貸から引っ越しを検討することに。夫と話し合い、今後も家賃を支払い続けるのがもったいないことからマイホームを購入することにしました。

中古マンションリノベに憧れて中古マンションを購入することに
Mさんは高いお買い物だから知識をつけねばと住宅系の雑誌を購入。そこで「中古マンション+リノベーション」というワードに出会いました。綺麗にする前の中古のマンションを安く購入し、価格も内装も自分好みにリノベーションをしてお得に注文住宅のようなオリジナルのお家に住むという内容でした。
不動産屋さんにあれこれ紹介してもらううちに、都心部からは少し外れているけどアクセス性は良く、もともと検討していた3LDKより更に広い4LDKで予算で計画できそうな1500万円のマンションと出会いました。
購入する物件が決まり、次は不動産会社に紹介してもらったリノベーション会社との打合せ。毎週のようにショールームへ行ったり打ち合わせをしながらリノベーション計画を進めていきます。
あれもこれもと追加した結果、当初のリノベーション予算として考えていた500万円の3倍以上の1700万円に膨れ上がってしまいました。物件購入の金額と合わせても3200万円になり新築のマンションが購入できるくらいの見積もりが出来上がりました。
日々の支払いの落とし穴…
幸せな生活がスタートしたかと思われたMさん。日々の支払いが始まり、驚きが待ち受けていました。
賃貸のころと同じ支払いと考えていた、10万円弱のローンの支払い。計画は緻密にしたつもりでしたが、ローンの支払いに加えて管理費積立金や駐車場代の支払い、便利な最新住宅設備によって以前より光熱費も増え、毎月の支払いだけで生活が苦しいことに。
よくよく考えたら合計3200万円の今回の計画は、初めに諦めた新築マンションも買えるような価格をかけており、中古マンション+リノベーションでお得にマイホーム計画をするつもりが真逆となってしまいました。
新生活は質素・倹約で乗り切らねばならず、後悔する結果になってしまいまいました。こだわりながら価格を抑えて計画することはできなかったのでしょうか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5ea3d6d4cb3d49e13efd86fcd0a8cfa4699575b4