百貨店大手の高島屋は24日、オンラインストアで販売したクリスマスケーキの一部が崩れた状態で購入者に届けられたと発表した。
同日午後1時までに約220件の苦情や問い合わせがあったという。

高島屋によると、ケーキは税込み5400円で、9月20日〜12月9日に約2900個の注文を受け付け、購入者の希望に合わせて、12月22〜25日に配送することになっていた。
配送希望の多かった23日から、同社に「ケーキが崩れていた」などの苦情が寄せられたという。

23日に届いたケーキが崩れていたという愛知県弥富市の女性(34)は「ケーキは箱を開ける瞬間が一番楽しみなのに、こんなことになるとは思わなかった」と憤った。

高島屋は24日、ホームページにおわびを掲載した。
原因は調査中で、購入者には返金などに応じるという。
同社広報は「お客様の期待を裏切る形になり、深くおわびする」としている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20231224-OYT1T50068/