「長く寝る人ほど、早死にする」祖父・父・息子の3代で90年以上続けてきた睡眠研究が証明
「日中にがんばって働くこと」と「質の良い短い睡眠」はセット

歳を重ねても質の高い睡眠をとり、長生きするにはどうすればいいか。三代にわたって90年以上睡眠研究を続ける睡眠医療専門家の遠藤拓郎さんは「睡眠研究をしていた私の父やチューリッヒ大学の研究・実験データは『睡眠時間が短い方が、深い睡眠の量が増える』ということを明らかにしている。実際、世界から『働き過ぎ』『睡眠不足』とされてきた日本は、『日中にがんばって働くこと』と『質の良い短い睡眠』がセットになって、世界一の長寿国となっている。裏を返すと長く寝る人ほど、早死にする」という――。(第1回/全3回)
※本稿は、遠藤拓郎『75歳までに身につけたいシニアのための7つの睡眠習慣』(横浜タイガ出版)の一部を再編集したものです。

https://president.jp/articles/-/78483?page=1