アメリカ金利は要注目!
 まとめると、現在の想定外の米国経済の強さが見られ、インフレの再燃の懸念が解消されない間は、銀行、保険、外需製造業、資源といった景気敏感系の大型株が買われやすくなり、インフレの沈静化と金利低下の局面では食料品、小売業、サービス業、情報通信業といった内需系の銘柄が売られやすくなる。

 もちろん、今回の米国景気の強さは一時的な事象であることは否定できず、インフレの再燃は確定的なことではない。そのため、この両者の顔ぶれを頭に入れておけば、想定外の事態が発生して米国の金利が大きく動いた場合であっても、冷静に対処できることだろう。

 さらに連載記事「まだある「日本の割安株」…! 絶好調の東証「‟割安”企業一覧」入りを目指す、プロ厳選「珠玉の15銘柄」を一挙公開する!」では、絶好調の日本株でもまだ割安な未来の有望銘柄を紹介しているので、参考にしてほしい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/afceaf19dc7c8272c248f2eb161f4cd0ba9303b6?page=3