京都府内の病院で勤務中の女性看護師に、わいせつな行為をした罪に問われている元医師の男の裁判が始まり、男は起訴内容を否認した。

院内で看護師の「胸をわしづかみ」などわいせつな行為をした罪 元医師の男は起訴内容を否認

元医師の今高清晴被告(69)は2022年9月、京都府亀岡市にある病院の事務室で、当直勤務中に30代の看護師の女性に対し、いきなり手を腰に回して胸をわしづかみにするなどのわいせつな行為をした罪に問われている。

3月1日の初公判で、今高被告は「私はやってません」と起訴内容を否認した。

検察側は「救急患者が来て二人きりになった時に犯行に及んだ」「診察が終わると、『やればできるやん』などと言って再び犯行に及んだ」などと指摘した。

女性の代理人弁護士によると、女性は被害について病院に相談したものの、その後、退職したということ。今後、目撃者などの証人尋問が行われる予定になっている。

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