北海道大学は工学部のウェブサーバーが第三者からの不正アクセスを受け、データベースに保存されていた卒業生と在校生の個人情報が流出した可能性があると発表しました。

 流出した可能性があるのは

*2003年度以降に在籍歴のある学生の個人情報 19570件(工学部・工学研究科・工学院など)

*2004年度以降に在籍歴のある教職員の個人情報 2890件

*2021年度以降に在籍していた教職員の家族の個人情報 1090件

 などです。

 流出した可能性のある情報は年度などによって異なりますが、名前やメールアドレスのほか住所などが含まれている場合があります。

 工学部のホームーページに不具合があったことから調査を進め、2023年11月28日に判明したということです。

 公表まで時間を要した理由について、対策を講じるるとともに原因や流出可能性のある情報を確認するために慎重な調査を行ったためとしています。

 北大によりますと今のところ在校生や卒業生からの被害の訴えはありません。

 北大は「このような事態を発生させ、多くのみなさま方にご迷惑とご心配をおかけすることになりましたことを改めて深くお詫び申し上げます」とコメントしています。

 流出の可能性がある人には、順次メールで報告し相談窓口を案内しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/99e1f88af8c6c53b99a088153e805232783643a7