また、まぐろやかつおなどの塩辛に「紅麹色素」を使用している「しいの食品」は、ホームページで以下のような周知を行っています。

「弊社において製品に使用しています『紅麹色素』(ヤヱガキ発行技研社製)は、小林製薬社製『紅麹』とは一切関係ありませんので、ご報告させて頂きます」

会社の広報担当者によりますと、消費者から食品の安全性についての問い合わせが相次いでいるということで「私どもの商品ではこれまでのところ紅麹に関する問題は報告されておらず、今後もトラブルがないよう対応を徹底してまいります」と話していました。

一方で厚生労働省は「大阪市の保健所で行われている調査の報告を待っている状況のため、紅麹の何が原因なのかまだ分かっていない。一般的に健康食品について健康被害が報告された場合には、所管する保健所から報告が上がってきて、その内容を専門家らの審議会で検討することになる。できる限り速やかな対応をしていきたい」としています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240325/k10014402131000.html