https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-03-25/SAWWY5T1UM0W00
トランプ前米大統領が立ち上げたソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」の運営企業は、特別買収目的会社(SPAC)との合併が完了し、26日から株式の取引が開始される見通しとなった。これにより、トランプ氏は巨額の棚ぼた利益を得る可能性がある。

  25日の発表資料によれば、トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループはSPACのデジタル・ワールド・アクイジションとの合併が完了し、26日からナスダック市場で株式の取引が開始される。ティッカーは「DJT」。

  この合併により、トランプ氏は約40億ドル(約6060億円)相当の株式を手にする可能性がある。ただロックアップ契約や業績面での条件により、同氏はすぐには株式を売却できず、現在の資金不足の緩和にはつながらないかもしれない。