https://news.biglobe.ne.jp/animal/0417/kpa_240417_3711625563.html

犬と親友になったカササキフエガラス、当局に引き渡されたが再び家族の元に帰ってくる

ちょうど1週間前、傷ついていた所を保護され、犬と大親友になった野生のカササギフエガラスのモリ—が、野生動物法に違反しているとして当局に引き渡されたというニュースをお伝えしたばかりだ。
 モリ—を保護してから、家族の一員のように接してきたジュリエットさんは、この出来事に心を痛め、悲嘆に暮れていたのだが、なんと事態は急展開を見せた。
 彼らの暮らすオーストラリア・クイーンズランド州の州首相のツルの一声で、モリ—はジュリエットさん一家のもとに戻ってくることになったんだ。
・引き渡しから45日。モリ—が家に帰って来た!
 モリ—がDESI(クイーンズランド州の環境科学革新部門)によって連れ去られてから1週間。
 この間ジュリエットさんたちはありとあらゆる伝手をたどり、嘆願の署名を集めたりフォロワーたちにサポートを頼んだりして、モリ—を取り戻すためにできる限りのことをしてきた。
 さらにはクイーンズランド州のスティーブ・マイルズ州首相(元環境相)の官邸に直接働きかけ、メールやSNSへのコメントでモリ—の返還を訴え続けた。
 下は引き渡しから43日後、DESIから送られて来たモリ—の写真。久しぶりに見るモリ—の姿に、ジュリエットさんは涙を禁じ得なかったそうだ。