「BECK」酷評にショック…「僕はオワコン」映画監督、堤幸彦66歳の今 キャリア初の自主映画で反転攻勢へ

https://news.yahoo.co.jp/articles/a34da06a170595bb73343c7824f985d1a6ca0cc6
「ネットの評判や点数なんかを見てしまうと、どうしてもね…。
そんなことをいちいち気にするなんて、情けないでしょう? 
でも、僕としては観客の気持ちに応える作品を素直に作っていたつもりが、多くの人にとっては全然そうではなかったんですね。
ラジオ番組の映画評なんかでも、ずっとボコボコにされてきましたから」 「特に酷評されたのは、『BECK』かな。
僕はロックバンドの経験もあるので、自分をロック側の人間だと思っていたのに、
『ロックじゃない』と評されたのがものすごくショックで。
 
内心『そんなことないわ』と思ってはいたけど、
『ロックの描き方が記号的で魂がない』とか『この映画のどこに14、15歳でギターを始めた頃のお前の気持ちがあるんだ』と言われたら…すみません。実際その通りだったかもしれない。
自分をオワコンだと感じるようになったのは、その辺りからです」



「『ケイゾク』や『SPEC』『TRICK』『20世紀少年』などを撮り、僕なんかが恥ずかしげもなく『映画監督でございます』と言えていたような状況は、もう戻ってこないかもしれません。
かなり腹を括って、次のことを目指すべきだと思います」