リニア開業29年以降へ 川の流量減懸念、静岡で未着工

静岡県が大井川の流量減少に懸念を示し、着工が見送られているリニア中央新幹線の静岡工区を巡り、国土交通省の有識者会議は十九日、中間報告を取りまとめた。適切な対策で流量は維持できるとし、JR東海に地元との十分な意思疎通などを求めた。
県は報告に不満をにじませ、同社と協議を続ける方針。二〇二七年開業に向けた建設作業は既に一年半遅れており、さらに延びるのは必至だ。
https://www.chunichi.co.jp/article/386919