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北大の伐採木で薫製コーヒー 講師らのプロジェクトと市内専門店が共同開発

北大構内の古い温室を拠点とするアートプロジェクト「アノオンシツ」と、札幌市中央区のコーヒー店「RITARU COFFEE(リタルコーヒー)」(北3西26)が、同大で伐採された樹木のチップでコーヒー豆をいぶした商品を共同開発した。薫製コーヒー「アノトキ」として、2月1日から同大内の各売店や同店などで販売する。

 「アノオンシツ」代表で、同大科学技術コミュニケーション教育研究部門特任講師の朴R貞(パクヒョンジョン)さん(38)が、同店に北大オリジナルコーヒーの商品化を提案。「薫製に使う木を通じて自然や歴史を身近に感じられる」と、同店オリジナル商品「燻製珈琲(コーヒー)」のノウハウを生かすことにした。