「何を売れば良いのか…」ハリアー・シエンタなどトヨタ人気車が受注停止!? 納車遅れで新たな問題も
「何を売れば良いのか…」ハリアー・シエンタなどトヨタ人気車が受注停止!? 納車遅れで新たな問題も

人気車の納期が一斉に遅れて売るクルマがない!
 最近は、各メーカーともに新車の納期が遅れています。

 原因は「半導体不足」といわれていますが、実際はもっと複雑な背景があり、
メーカーの開発者は「(電気信号を伝える)ワイヤーハーネスや塗料、樹脂パーツなど、さまざまな供給が滞っている」といいます。

「今は納期が全般的に長く、半年に達する車種も増えました。しかも『クラウン』『ハリアー』『シエンタ』など、約10車種の受注が停止しています」

 納期の遅れに加えて、なぜ受注まで停止したのでしょうか。販売店スタッフは次のように続けます。

「受注が停止した理由は、フルモデルチェンジや改良を実施するからです。

 クラウンやシエンタはフルモデルチェンジが近付いていますし、
『プリウス』も2022年の末から2023年に掛けてフルモデルチェンジをおこないます。

 ハリアーや『RAV4』『カローラツーリング』などは改良やマイナーチェンジを受けます。

 昨今は納期が長引いていることから、これらの車種を受注すると、
納車されるときには次期型や改良後のモデルになってしまい、その内容は明らかにできないので受注を停止しているのです」

https://kuruma-news.jp/post/508869