実は日本が発祥の地!アメリカで旋風を巻き起こした「アイスコーヒー」とは
2022年6月9日 20時0分

クックパッドニュース

【アメリカの最新ごはん事情vol.10】1989年に渡米し、「セレブ御用達プライベートシェフ」としてアメリカで料理を作り続けてきた明比玲子さんに、日本ではなかなか知ることができないアメリカの食事情を教えてもらいます。第10回目のテーマは「コーヒー」。スタバやブルーボトルコーヒーなどアメリカはコーヒーにこだわるイメージがありますが、昔はおいしいコーヒーがなかったそう。アメリカのコーヒーの進化に迫ります。

ひと昔前まで、アメリカのコーヒーと言えば、薄くて酸味が強く風味がなく、飲めたものではなかったです。その典型的な例が、映画などによく出てくる、ブルーと白のコーヒーの紙コップに入った、街角の安いコーヒー。これは、質のあまりよくない豆で薄めに淹れたコーヒーで、日本で言うアメリカンコーヒーとは少し違うものです。日本のアメリカンコーヒーは浅煎りの豆を多めのお湯で淹れたもの、もしくはお湯で薄めたコーヒーのことを指します。

現在アメリカでは、お店でアメリカンコーヒーを頼むと、エスプレッソをお湯で薄めたものが出てきます。ちなみに、アメリカンコーヒーは和製英語で、カフェ・アメリカーノ(Caffe Americano)と現地では呼びます。

https://news.livedoor.com/article/detail/22311269/