2022年前半の成功作・失敗作
https://www.cinematoday.jp/news/N0131639
2022年もすでに半分以上が過ぎた。アメリカでは、今週末に公開されるブラッド・ピット主演のアクション映画『ブレット・トレイン』で、夏の超大作も大体出そろう。ということで、ここまでのボックスオフィスを振り返ってみることにしよう。本当に成功した映画、逆に実は失敗した映画は、どれだったのだろうか?
(中略)
一方で、思ったよりがっかりの数字に終わった作品も。一つは『バズ・ライトイヤー』だ。『トイ・ストーリー』のスピンオフで、SFアクション大作であるこの映画には、ピクサー作品の中でもとりわけ大きな期待が寄せられていた。しかし、北米興収は1億1,700万ドル(約158億円)、世界興収は2億2,200万ドル(約300億円)と、ピクサーでは珍しく失敗した『アーロと少年』をも下回る結果に。数字だけ見れば決して悪くないものの、製作予算が2億ドル(約270億円)かかっているため、赤字である。