住宅ローン、変動金利への借り換え進む? 固定金利は上昇の可能性

 日本銀行は20日、金融緩和策を一部修正し、長期金利の上限をこれまでの「0・25%程度」から「0・5%程度」へ引き上げた。事実上の利上げは、消費者にとってどのような影響を与えるのか。

住宅ローン比較サービス「モゲチェック」を運営するMFSの塩澤崇取締役は、「新規の住宅ローンの固定金利に影響がある」と指摘する。調達金利が上がることで、金融機関は住宅ローンの固定金利を今後引き上げる可能性が高い。
塩澤氏は「すでに固定金利でローンを組んでいる人にとって、今回の政策修正で金利が変わることはない。ただ、家計の固定費である住宅ローンを見直すきっかけになり、変動金利への借り換えが進むのではないか」とみる。「これからローンを組む人にとっては、変動金利の方が魅力的だろう」

https://news.yahoo.co.jp/articles/dd95cf5675988b62ed8ada494eba255f9d98c4f4