日産、EVオープン「Max-Out」初公開イベント e-4ORCEや全固体電池の搭載が前提のコンセプトカー

 日産自動車は2月2日、EV(電気自動車)オープンのコンセプトカー「Max-Out」(マックスアウト)の実車を日産グローバル本社ギャラリーで初公開した。日産は2月4日~3月1日の期間、同社が考える持続可能なモビリティと革新的なデザインの未来を体感できるイベント「Nissan FUTURES」を同ギャラリーで開催する。期間内であればMax-Outを誰でも見学できる。

 日産は2021年11月に長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」を発表。このときに「アリア」と同じCMF-EVプラットフォームを使った新コンセプトモデル「CHILL-OUT」とともに、今後のBEVビジョンを示すコンセプトカーとして今回のMax-Out、そしてマルチSUV「ハングアウト(HANG OUT)」、ピックアップトラック「サーフアウト(SURF OUT)」の3台をデジタル上で公開していた。

 そのMax-Outの実車が今回公開されたわけだが、開放感とダイナミックなドライビング体験を予感させるデザイン、4輪制御技術「e-4ORCE」を採用するといったことに加え、自社開発中である全固体電池の搭載が前提となっているのが新しい。

 日産では2028年の市場投入を目指して、2024年に横浜工場内に全固体電池のパイロット生産ラインの導入を計画しており、この全固体電池のエネルギー密度は現在のリチウムイオン電池の2倍を目標にしている。さらに充電時間は現在のリチウムイオン電池に比べて3分の1に短縮することが目標として掲げられており、EVのゲームチェンジャーになり得る存在として期待がかかる。
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