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任官辞退者も出席 防衛大卒業式

岸田文雄首相は26日午前、防衛大学校(神奈川県横須賀市)の卒業式で訓示し、ロシアのウクライナ侵攻を早期に阻止する必要性を強調した。自らのウクライナの首都キーウ(キエフ)訪問に触れ「ロシアによる侵略を一刻も早く止めなければならない決意を新たにした」と述べた。5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)議長としてG7の結束を主導し国際秩序の維持に意欲を示した。
式典は新型コロナウイルス対策を緩和し、昨年はオンラインでの参加となった家族を会場に招待。本科の卒業生は留学生を除き446人でうち女性は45人。任官辞退者は46人で昨年より26人減った。昨年まで認めていなかった任官辞退者の出席を今年から認めた。