新型エリミネーターは身長165cmで足つきは完全接地! ローシートとハイシートも試した【モーターサイクルショー2023】

大阪と東京モーターサイクルショーで初公開され、その注目度の高さから発売日が前倒しされた新型エリミネーター/SE。価格はSTDが75万9000円でカラーリングは白と黒、ドライブレコーダーとUSB電源などを装備するSEが85万8000円で艶消し黒を用意している。

新型エリミネーターは、排気量こそ異なるもののホンダのレブル250と同様ロー&ロングの低シート高がウリのスポーツクルーザー。ただし、シート高はレブル250の690mmに対してプラス45mmの735mmあり、対策としてオプションでローシートが用意されている。

ローシートを装着するとシート高が20mm下がり715mmになるので、足つき性が向上。一方、体格に恵まれているライダーに向けてシート高を30mm高めるハイシートも用意されており、765mmのシート高でヒザの曲がりを抑えることもできるのだ。

今回この3種類のシートを身長165cmのWebikeスタッフが試してみたところ、STDでも両足かかとまで接地した。ローシートではヒザまわりが窮屈になるほどで、さらにしっくりきたのがハイシート。かかとは浮くが腰高の方がワインディングでも楽しめそうだった。

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シート高はSTDが735mm、ローシートは715mm、ハイシートは765mmだ
こちらはスタンダードのシートで735mmの足つき性。身長165cmで両足かかとまで接地した。
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こちらはローシートで715mmの足つき性。身長165cmで両足かかとまで接地し、ヒザが少し曲がるくらい余裕がある。
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こちらはハイシートで765mmの足つき性。身長165cmで両足かかとが浮くが、両母指球はしっかり接地しており、車両を支えるのに不安はない。
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エリミネーター/SEのシートは3種類用意されている。ローシート(手前)、ハイシート(奥)はともに4万9390円だ。ノーマルのシート(中)と入れ替えるだけなので工具は不要だ。
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エリミネーター/SE主要諸元
・全長×全幅×全高:2250×785×1100/1140mm
・ホイールベース:1520mm
・シート高:735mm
・車重:176/178kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2筒DOHC4バルブ 398cc
・最高出力:48PS/10000rpm
・最大トルク:3.8kg-m/8000rpm
・燃料タンク容量:12L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=130/70-18、R=150/80-16
・価格:75万9000円/85万8000円
https://news.yahoo.co.jp/articles/69aadc3b3da5bafa9eaa4f6a2fce00113b039390