国立感染症研究所は、研究者1人がチフス菌に感染し、腸チフスを発症したと発表しました。

国立感染症研究所によりますと、この研究者は業務でチフス菌を扱っていたということで、現在、保健所が感染経路の調査を行っています。

この研究者は今月11日に医療機関を受診して入院し、15日に腸チフスと診断されたということで、現在、発熱や腹痛などを訴えているということです。

研究者が使ったと考えられる実験室やトイレなどはすでに消毒したということで、現時点で他に体調不良を訴えている人はいないということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230818/k10014167151000.html