https://www.businessinsider.jp/post-285301

ゴミの分別ストレスを減らしてくれたのは「万能すぎるハサミ」だった

ゴミの分別ルールは、環境や資源の持続可能性のためにも遵守したい。

ただ、複数の素材からなるゴミやスプレー缶などを分別するのは少々厄介。分別を徹底しようとするあまり、ゴミ出しが億劫になってしまっては本末転倒だ。

日々必要な分別の負担を少しでも減らせられればと思っていたところ、サンスター文具の「万能分別はさみ」を見つけた。
これ一つで何役もこなせる多機能なハサミ
サンスター文具 万能分別はさみ 税込709円
サンスター文具の「万能分別はさみ」はペットボトルの解体やスプレー缶のガス抜きなどができる多機能なハサミだ。
まずはペットボトルキャップを外した際に残ってしまうリングをボトル本体から外してみる。
刃先をリングの下に押し付けながら持ち手を握ると、簡単にリングを切断して外すことができた。
独特なデザインをしているが、刃先までしっかりと力が伝わっているためか、あまり力を入れずに切ることができた。
刃の先は薄く平たくなっているので、刃先でシールを剥がしたり、書類のホッチキス芯を外しやすくなっている。
また、刃には磁性がついており、書類からホッチキス芯を抜き取った際はそのまま刃先にホッチキス芯がくっつく。外した芯を見失う心配がないのは地味に嬉しいポイントだ。
念のため磁気カードが入っている封筒をこのハサミでは開封しないよう注意したい。
スプレー缶の処理も簡単
使い終わったスプレー缶は、捨てる前に中身を出し切る必要がある。
また自治体によっては、その後に缶に穴を開ける必要があり、少々面倒くさい。
このハサミはスプレー缶の処理にも対応している。
スプレー缶のノズルをハサミの穴の部分に押し当てると、ガスが抜ける。
缶を振ってもシャカシャカした音が鳴らなくなったら、内部のガスが抜けきったサインだ。
缶に穴を開ける場合は、刃元の切り欠きを缶底のフチに引っ掛けてツメを缶の側面に押し当てる。
手が乾燥して滑りやすい場合は、缶を保持する手に軍手などをするとより安全に穴を開けられるだろう。
穴を開ける際に中身のガスが残っていると事故につながることもある。穴開けはガスが抜け切っているか十分に確認してから行うように注意したい。
もちろんハサミとしても優秀
紙やヒモ、テープを切るというハサミ本来の機能もしっかりと優秀だ。
アルファベットのZのような形をしているおかげで、紙や段ボールをテーブルに置いて切る際に、持ち手がテーブルに干渉しない。スムーズに切り続けることができる。
ダンボールの開梱時などにガムテープを切ると接着剤が付着するのがストレスだったが、このハサミの刃の内側には、表面を半球状にくり抜くディンプル加工がされており、テープの接着剤が付着しにくくなっている。ダンボールなどの紙資源の分別や、引越作業などにも役立ってくれることだろう。
今まではゴミの種類ごとに道具を引っ張り出していたが、この万能分別はさみ一つで様々な分別に対応できるようになった。分別をする負担がグッと減ったように感じる。
これなら無理せず日々の分別ができそうだ。