将来のインフラ維持のためにコンパクトにしてんだから中途半端があかんわ(´・ω・`)


「コンパクトシティー」推進10年、見えぬ効果…郊外住民「中心部に住むメリット感じない」

高松市もその一つだ。都市計画課の担当者は「中心部に人口を誘導しようとしているが、郊外への『にじみ出し』が起きている」とこぼす。

15年と20年の500メートル四方あたりの人口データを比較すると、区域内が平均で14・7人減った一方、
区域外では0・5人増えていた。特に増えていたのが、区域のすぐ外側にある 多肥上 、三谷両町の境界付近だ。地域には新築住宅が並び、空き地に「分譲中」と書かれた看板が立っている。
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昨年、戸建てを新築した男性(33)は「土地が安く、スーパーも近くて便利。
中心部に住むメリットは感じない」と話す。

各自治体に共通するのが、人口を誘導する補助金などの「アメ」に対し、郊外の開発を規制する「ムチ」が弱いことだ。

立地適正化計画制度では、誘導区域外の開発は届け出制で、自治体は事業者に見直しを勧告できる。
しかし、県庁所在市39市で16年以降の届け出が計5000件に上る一方、勧告はなかった。
勧告に強制力はないが、ある市の担当者は「民間事業に影響を与えるので簡単にできない」と話した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240430-OYT1T50029/