ロコル・ハルムの中心人物で、1967年の名曲「青い影」
(原題:A Whiter Shade of Pale)を共同作曲・歌唱したゲイリー・ブルッカーが2月19日に自宅で亡くなった。
死因はがん。享年76。バンドの公式サイトで明らかになった。

英ロンドン生まれのブルッカーは、前身バンドのパラマウンツを経て、
1966年に作詞家のキース・リードとともにプロコル・ハルムを結成。ブルッカーが共同作曲、
ピアノ、リード・ヴォーカルを担当した翌年のデビュー曲「青い影」(原題:A Whiter Shade of Pale)は
世界的大ヒットを記録。同曲はローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高の500曲」で271位にランクインしている。

その後もブルッカーは、1977年にバンドが解散するまで多くの楽曲をリードと共作。
解散後はソロ活動の傍ら、エリック・クラプトンのバンドに参加し、ジョージ・ハリスンや
リンゴ・スターと共演。アラン・パーソンズ・プロジェクトの作品にゲスト参加もしている。
プロコル・ハルムは1991年に再結成し、アルバムを発表しながらツアー活動を行った。
ブルッカーは2003年、チャリティ活動が評価されてMBE(大英帝国勲章5等勲爵士)を授与されている。

https://news.mynavi.jp/article/20220223-2278510/